やはりただの変態だったか!
スポーツ報知
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20060830-OHT1T00016.htm:Title
やっぱり誤認カー容疑者 DNA一致せず…ジョンベネちゃん殺害容疑 米コロラド州で1996年、ジョンベネ・ラムジちゃん(当時6歳)が惨殺された事件で、地元警察は28日、今月16日にタイで逮捕した米国人元教諭、ジョン・マーク・カー容疑者(41)のDNAが、ジョンベネちゃんの遺体から検出されたDNAと一致しなかったと発表した。同容疑者の言動から、当初から誤認逮捕説はあったが、ついにその“証拠”が挙がった形だ。発生から10年たち、国内外から注目を浴びていた事件は、再び振り出しに戻った。
世界中から注目されていたカー容疑者は、ただの変態だった。
AP通信によると、検察側は裁判所に提出した文書の中で「DNA不一致」の結果が出たことにより、犯行を行ったとした同容疑者の供述は裏付けられなかったと述べた。
これによって同容疑者は訴追されないが、釈放にはならない。別の児童ポルノ容疑の捜査が継続中のため、今後はこの捜査が行われているカリフォルニア州に移送される見込み。
カー容疑者は、事件を研究する大学教授との間で数百通の電子メールを交わし、この中で犯行を認めたことが逮捕の契機となった。同容疑者は教授に対し「私はセックスしている最中にジョンベネを殺し、彼女を傷つけた後に、その血液を味わった」と伝えていた。
だが、カー容疑者がジョンベネちゃんに「ドラッグを使った」との供述は、検死結果に薬物の痕跡がなかったことや、容疑者の元妻が「事件当時、カーはコロラド州外にいた」と証言するなど、供述の信ぴょう性はたちまち崩れ、単なる「ジョンベネ・マニアではないか」という専門家の指摘もあった。
とんだ誤認逮捕となったが、この事件を見守ってきた放送ディレクターのデーブ・スペクターさんは「逮捕は仕方なかった。警察は不運だった」と話す。「カー容疑者がタイにいたから、きちんと捜査できなかった。米国にいたら、身辺調査も任意聴取もできたはず」と分析する。
デーブさんによると、カー容疑者は教授とのメールのやりとりも別の名前を使用。警察に協力した教授が『ジョンベネちゃんのいい写真、欲しくないか?』と誘い出して初めてタイにいることが判明したくらい、捜査は難しかったという。デーブさんは「そしていざタイで尾行してみると、確かに変態だったから逮捕したのだろう。その行為は責められない」と擁護した。
◆ジョンベネちゃん殺害事件 1996年12月26日、米コロラド州の自宅地下室で、ジョンベネ・ラムジちゃん(当時6歳)が、口をテープでふさがれるなどして死んでいるのが見つかった。米捜査当局の要請に基づき、タイ国家警察は今年8月16日、米国人の元教諭、ジョン・マーク・カー容疑者をバンコク市内で逮捕。同容疑者は殺意は否定したものの「彼女は不慮の死を遂げた」と事件への関与をにおわせた。ジョンベネちゃんが美少女コンテストで優勝、裕福な家庭で育ったことを背景に、米国では報道が過熱。両親が殺害に関与したとの疑いもかけられた。
(2006年8月30日06時00分 スポーツ報知)
サンケイスポーツ特電
http://www.sanspo.com/shakai/top/sha200608/sha2006083002.html:Title
カー容疑者DNA不一致、ジョンベネちゃん事件ふり出しに
10年前に殺害された美少女ジョンベネ・ラムジちゃん。カー容疑者の訴追断念で捜査は振り出しに(AP)
米コロラド州で1996年、ジョンベネ・ラムジちゃん=当時(6)=が殺害された事件で、同州の検察当局は28日(日本時間29日)、タイで逮捕した元教諭、ジョン・マーク・カー容疑者(41)=顔写真下=の殺人罪での訴追を見送ると発表した。検察側が裁判所に提出した逮捕状請求書で容疑者の“仰天プラン”も発覚。事件発生から10年、全面解決に向かうと思われたが、捜査は振り出しに戻った。検察側は、同容疑者のDNAと、遺体から検出されたDNAを鑑定した結果、型が一致しなかったため、訴追しないことを決めた。ただ、別件の児童ポルノ所持容疑の捜査が継続中のため釈放はされず、捜査が行われているカリフォルニア州に近く移送される見込み。
同容疑者は、事件を研究する同州の大学教授にメールや電話で自分の犯行を“自白”し続けていたことがきっかけで逮捕されたが、そのやりとりがこの日、逮捕状請求書で明らかになった。
先月29日に教授に電話した際「ラムジ家を援助したい」と償う考えを示した上で「自分の話をもとに事件の映画を作りたい。自分の役はジョニー・デップで。10億ドル稼げる」と、映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」の主演男優を“指名”。性転換手術を受ける計画まで明かし、逮捕前日の8月15日に送った最後のメールには「女になって欧州でベビーシッターをやりたい」とつづった。
逮捕直後から専門家の間では「妄想を膨らませたジョンベネ・マニアでは」「妄想で自供したのだろう」などと“シロ”の見方が強かった。過熱気味の報道を続けた米メディアは、今度は拙速に逮捕に走った捜査を一斉に批判している。
(サンケイスポーツ特電)
>自分の役はジョニー・デップで。10億ドル稼げる」と、映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」の主演男優を“指名”
この文脈で挙げるなら、「エドウッド」か、「ネバーランド」のほうがいいような
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>逮捕直後から専門家の間では
専門家だけじゃなくて、「変態さん」たちも、みんなそう言ってました。
>「女になって欧州でベビーシッターをやりたい」
ここまで妄想に浸れるなんて、ある意味うらやましい。
でも社会に迷惑かけちゃいかんよね、やっぱり。