X-MEN ファイナルディシジョン

超人パワーを持って生まれた「ミュータント」たちのバトルを描く、シリーズ完結編。今回は、ミュータントの能力を“治し”、一般の人類と同じにする「キュア」という薬が開発される。キュアを巡ってミュータント内部の対立はさらに激化。人類も交えて三つ巴の戦いが繰り広げられていく。
これまでのキャラ(パート2で死んだはずのジーン・グレイも復活!)に加え、背に羽根を持った「エンジェル」や、怪力の「ジャガーノート」らが新登場。それぞれのパワーを披露する見せ場は、さらに増え、息つくヒマない展開だ。アクションも、サンフランシスコの金門橋が根こそぎ引き抜かれるなど、スケール感がシリーズ最大。完結編だけあって、重要キャラが命を落とす。
根底に貫かれたテーマも、「キュア」によって鮮明になった。他人とは違う性質を維持していくべきか。そのことは自分と他者の違いを認めることにつながるのだ。違う考え、能力、価値観を持つ者を、ありのまま尊重することができれば、世の中の不和の多くは解決されると、本シリーズは訴える。(斉藤博昭)

レンタル開始したので、観てみた。
いや、意味深なテーマなんですけどね……


ミュータント治療反対派のデモって、なんだか「中絶反対派」のデモみたいだ。

ブラザーフッドの本拠地って、あんたらヒッビームーブメントかい。

ミスティークの人間バージョンのオールヌードシーン。やはりスーパーモデルとしては、青色の化け物ねーちゃんだけだと不満だろうなあ。

最強最悪のミュータント、ジャガーノートって、単なるマッチョ系で力が強いだけかい。これだからアメリカ人は……、女の子にしてやられるし……。

ジーンのミュータント能力って、まるで「エクソシスト」の「悪魔つき」みたいだ。さあ、がんばれヴァン・ヘルシング(^^)。


なんか、いろいろと突っ込みどころ満載ですけど、娯楽大作としては、それなりに面白い映画でした。はい。