マッチ売りの少女

http://d.hatena.ne.jp/annojo/20060917

杏野先生の疑問にお答えして調査してみる。

「売春婦」になれなかったからマッチを売っていたということも?

原作を確認すると、マッチ売りの少女に関しては、「みすぼらしい少女」という描写があるだけ。これは他のアンデルセン作品のヒロインと比べると異例のことである。

人魚姫やおやゆび姫、ゲルダ(「雪の女王」)やカレン(「赤い靴」)には「美しい」とか「かわいらしい」という、形容が必ずあるのに、マッチ売りの少女にだけはない。つまり、マッチ売りの少女は、実はブスだった。

アンデルセンって、けっこう、冷酷な作風の人だから。もし、美少女だったら、凍死したりなんかしないはず、と考え、「美しい」とはかかなかった。もし美少女だったら、どっかの金持ちのイケナイおじさまが……。

短編/まりあ マッチ売りの少女
http://homepage1.nifty.com/shy/novel/macchi/macchi_girl.html

ほら、やっぱり、かわいい子がマッチを売っていれば、凍死したりはしない。
そういう意味では、マッチ売りの少女は「売春婦」というより「売れ残り」なのかも……。

面白そうだから、さらに調査

探偵ファイル
http://www.tanteifile.com/diary/2004/07/11_01/index.html
実際、「マッチ売り」は商売になるか、歌舞伎町で実験してみた方を発見。
やっぱりかわいい子だと、ミカジメ料をヤクザに払っても、一日、1万円は
確実にかせげる?

http://www.tanteifile.com/diary/2004/07/13_01/index.html
しかし、やはり、可愛い子がマッチを売っていると、売春してると思われるらしい。
スケベな人の考えることは、みんな一緒だ。

さらに調査、おお、こちらに貴重な学説が……

緊急避難
http://www.idea.gr.jp/oreasu/601/620.html

童話にもなったマッチ売りの少女が当時は夜の街角に立っていたそうな。何をするかと言えば、マッチを売って、買った客はそのマッチを擦って火を灯し、そのマッチの灯りがついている間、女性の観音を拝むという話である。火が指先に近づくと当然熱い。下手するとやけどをする。手にマッチの火が焼け付く前に、まぶたに女性自身を焼き付けるという熱い熱い戦いである。何と猥雑な…というなかれ。当時と今とでは事情が違うのである。緊急避難である。一体誰がその事を責められるというのだろうか。

超リアル、ありそうだけど、出典は……?

上海の花売り娘
http://www.geocities.jp/abm168/GUNKA/syanhaihanauri.html
こっちは、魔都上海だから、おそらく売春だろう。


原典はこちらを参照
http://www.aozora.gr.jp/index_pages/person19.html#sakuhin_list_1